◇アイン栗平保育園◇5歳児たいよう組~ポポくんからの手紙3/4~
2022.07.21
アイン栗平保育園
おとまり保育シリーズ、第3段です。
前回なくなった宝物をみんなで探してみようと向かった先で見つけたのは、一通の手紙と地図でした。
どうやらポポくんが、みんながお寿司を作る様子を見に来ていたようです。
地図は、保育園の1階を表したものでした。みんなで早速、2歳児クラスへ向かうことに。
園庭のプレイハウスの中に、地図と同じような白い紙を見つけましたが、書いている内容は見えず…
「どうする…?」「ちょっとこわいよ…」と少し緊張気味の子どもたちでしたが、「こわくないよ、みんなでいってみよう!」という子の声で、勇気を出して見に行ってみることに。
レインコートを着て園庭へ向かうと、次の問題が書いた手紙がありました。
問題を解くために向かった調理室で調理さんとやりとりをしながら正解を導くと、今日届いたという3通の手紙を受け取ります。
今度は問題が3つあったので、グループに分かれて分担することになりました。
一つ目のグループは、写真と同じものを作るために、3歳児クラスへ向かいます。
モンテッソーリ教具の赤い棒と茶色の階段、ピンクタワーを組み合わせた作品を作っていました。
バランスをとるのが難しそうでしたが、なんとか完成!
二つ目のグループは、何やら計算しなければいけないようです…。
「きんビーズをつかえばいいんだ!」とひらめいた子どもたちは、早速ビーズのある4歳児の部屋へ。
答えを手紙に書きこんで、見事正解!
三つ目のグループは、“ 寿限無 ”の穴埋めです。
普段読んでいる『寿限無』の絵本がある、たいよう組へ向かいます。
読み上げる人と書き込む人で分担しながら、しっかり名前を完成させていました。
しかしこの三つ目の問題、最後までよく読むと【かんせいしたら、たいようぐみのみんなでよんでみてね】と書いてあります。
その通り、全員で読んでみると、読み切った後に廊下から物音が…
またしても手紙が届き、開いてみると亀のガチャ丸に宝物の場所を教えたと書いてあります。
「どうやってきいたらいいんだろう…」「ガチャまるしゃべれるのかな…」と不安そうな表情を浮かべながら向かうと、水槽の中に地図を見つけました。
地図にはどうやら、たいよう組に宝箱があるとのことだったので、書いてある通りに再びたいよう組へ向かいます。
すると、さっきまで何もなかった所に宝箱が置いてありました。
「けむりがでてきておじいさんになったらどうしよう」と心配する声もありながらそっと開けると、出てきたのは保育者が用意していたメダルと一通の手紙、そして写真立て。
写真立ては、なんとポポくんからのプレゼントでした。
宝探しの初めはドキドキで怖がる子もいましたが、最後にはみんなポポくんにお礼をしようと、手紙や折り紙の作品を作っていました。
空っぽになった宝箱に入れた沢山の作品たち。ポポくんに届きますように…!
少しそわそわしながらみんな眠りについたおとまり保育の夜でした。