だれだい?てぶくろにはいっているのは?(おたのしみ会)【4歳児さくら組】アイン弘明寺保育園

2022.12.26

アイン弘明寺保育園

こんにちは。アイン弘明寺保育園4歳児クラスさくら組です。

今回は12月10日に行なったおたのしみ会の様子をお送りいたします。

 

当日は少し緊張した面持ちで保育園にやってきた子どもたち。

受付で保護者の方と分かれて、控室に向かっていきます。

「おはよう!」、「楽しみだね~」、「緊張する…。」

保育士やお友だちと会話をしながら開始の時間を待つ子どもたち。

歌を口ずさみながら手拍子で合奏の自分のパートを確認をする姿も見られました!

 

みんな集まったところで準備が始まります。

まずは「サンタが街にやってくる」の合奏です。

それぞれ担当の楽器を音が鳴らないように持って準備は万端。

保護者の方が待つ部屋へと向かいます。

ピアノの音と共に合奏が始まりました。

朝の会でたいよう組の子どもたちと一緒に歌う際にも自主的に手拍子で合奏の練習をしていたさくら組の子どもたち。

「さぁ♪」、「あなたからメリークリスマス♪」、「わたしからメリークリスマス♪」

歌を歌いながら音に合わせて楽器を鳴らしていきます。

「サンタクロース イズ カミング トゥ タウン♪」

これまでも合奏に一生懸命取り組んでいた子どもたち。当日も素敵な合奏を聞かせてくれました!

保護者の皆様からもあたたかな拍手を頂いて合奏は終わりました。

 

一度控室に戻り、劇の準備を始めます。

「どうだったー?」、「楽器ちょっと失敗しちゃったー!けど楽しかった!」、「次は劇だね。がんばろー!」

雰囲気にも慣れてきたのか少しずつ笑顔も見られるようになってきました。

 

準備が終わり、劇が始まります。今年は絵本「てぶくろ」を題材に劇を行ないました。

子どもたちが協力して作り上げた背景や手袋、切り株の準備が終わり、電気がつきます。

「おじいさんが もりを あるいていきました。」

「こいぬが あとから ついていきました。」

「おじいさんは あるいているうちに てぶくろを かたほう おとして そのまま いってしまいました。」

おじいさんと子犬が森で手袋を落としてしまい、劇が始まりました。

 

そこへくいしんぼうネズミがやってきました。

子どもたちはくいしんぼうと聞いて

「じゃあさくらんぼをもって登場したら可愛いんじゃない?」、「ボクはポテトがいい~」

と同じ役の子どもたち同士で相談し、食べ物を持ちながら登場することを決めていました!

「ここで くらすことに するわ!」

素敵な手袋を見つけたネズミたちは手袋に住むことを決めました。

 

ネズミが手袋に住み始めてすぐにぴょんぴょんガエルもやってきました。

カエルたちはぴょんぴょんと飛び跳ねながら登場します。

「だれだい? てぶくろに すんでいるのは」

手袋に声を掛けるカエルたち。

「くいしんぼうネズミよ!あなたは?」

手袋の中からネズミが飛び出して答えます。

「ぴょんぴょんガエル わたしも いれて?」

カエルが自己紹介を終え、手袋に一緒に住みたいと申し出ると

「どうぞ!」

とネズミも快く答えます。

 

カエルが手袋の中に住み始めました。次にやってきたのははやあしウサギ。

小走りで入ってくるウサギたち。長い耳を頑張って作っていました!

ウサギもカエルと同様に手袋に住んでいる動物たちへ声を掛け、一緒に住むことになりました。

 

ウサギの次にやってきたのはおしゃれギツネ。

2人とも他の役と兼ねており、台詞の細かな違いを一生懸命覚えていました!

おしゃれギツネも仲間に加わり、次にやってきたのははいいろオオカミ。

「オオカミは怖いんだよ!」と言って指を爪のように見立てて登場した二人です。

オオカミも入ってきて手袋は狭くなってきました。

 

そんな中、次にやってきたのはきばもちイノシシ

残念ながら当日、欠席もあり一人になってしまいましたが、大きな声で頑張っていました!

イノシシも手袋の中に入りたいようですが、狭くなってきた手袋を見て

「ちょっと むりじゃ ないですか?」と断る動物たち。

それでもイノシシは「いや どうしても はいって みせる」と言って手袋に入っていきます。

 

最後に入ってきたのはのっそりグマ

名前の通り、ゆっくりと登場してきました。

当然、クマも手袋に入りたいと言ってきます。

もう入れないと思った動物たちは「とんでもない まんいん です」と答えました。

それでも入りたいクマは「いや どうしても はいるよ」と言って入っていきます。

7匹の動物が入って今にもはじけそうな手袋。

その時、森を歩いていたおじいさんが手袋がなくなったことに気が付いて戻ってきたようです。

手袋が動いている姿を観て「わん わん わん!」と吠えたてる子犬。

動物たちはその鳴き声にビックリして森のあちこちへ逃げていきました。

おじいさんと子犬も無事に手袋を見つけることが出来ました。

そして見つけた手袋を拾い上げ、また森をあるいていくおじいさんと子犬を見送って劇は無事、終わりました。

 

再び整列をして、役紹介をします。

一人ずつ自分の役と名前を言っていきます。

最後に歌「世界中の子どもたちが」を歌っておたのしみ会を終わりました。

「せかいじゅうのこどもたちが♪」、「ひろげようぼくらのゆめを♪」

今までは朝の会でたいよう組の子どもたちと一緒に歌っていた曲。

リードをしてくれていたこともあって、さくら組だけで歌い始めたときは歌詞が曖昧な部分も多くありました。

そこから朝の会や主活動、自由あそびの時間と繰り返し歌に触れたことで、当日は自信をもって歌う姿が見られました!

 

最後はみんなで記念撮影。

運動会終わりから約2か月。

楽器をしたり、道具を作ったり、台詞を覚えたり、歌を歌ったりと様々なことに取り組んできたさくら組。

一筋縄ではいかないこともありましたが、最後には子どもたちから「楽しかった!」という声がたくさん聞こえてきました。

また、運動会でパラバルーンをやった時やリレーをやった時とは違い、たいよう組に頼らずにさくら組だけで一つの物を完成させたことで、子どもたちの自信にも繋がったように思えます。

さくら組としてはおわかれ会という大きな行事が残っているので、今回で身に付けた自信をもとにみんなで協力して良いものを作り上げていきたいと思います!

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