4、5月モンテッソーリ活動の様子!(乳児)
2022.05.20
アイン弘明寺保育園
こんにちは!アイン弘明寺保育園です。
今回は4、5月のモンテッソーリ活動の様子をクラスごとに紹介していきたいと思います。
さくらんぼ組(0歳児クラス)
名称:ぽっとん落とし、ペグ差し
目的:物を掴む(つまむ、三点持ち)、穴を見て物を落とす(目と手の協応動作)
物を穴に落としていく活動です。大きなものを「掴む」ことから始め、少しずつ小さなものを「つまむ」に移行していきます。最終的には円柱差しなどでも必要となる親指と人差し指と中指を使った「三点持ち」へと移行していきます。
指先の発達を促すこと、目で見たものに手を使って入れるという協応的な動作を習得することを目的としています。
主に0~2歳児クラスで取り組まれており、保育園では手作りの物を使うことが多いです。市販の物を組み合わせることで、簡単に作れるので、ご家庭でもおすすめの活動です!
家庭で行なう場合には、年齢や発達合わせて落とす物の大きさを調節することで子どもたちも集中して取り組めると思います!
名称:靴下をたたむ
目的:生活の自立
まだ、さくらんぼ組(0歳児クラス)では一人で畳むことが難しいので、保育士が靴下の畳み方を実際に行ないながら伝えていきます。2枚の靴下を合わせて、足先からクルクルと巻いていき、ゴムの部分をひっくり返して一つにまとめて自分の靴下入れにしまっていきます。
登園時や散歩時など繰り返し大人が丁寧にゆっくりと動作を見せ、伝えることで、乳児クラスでも一人で靴下を畳めるようになっていきます。
ふたば組(1歳児クラス)
名称:衣服を畳む
目的:生活の自立
戸外から帰園した時やお昼寝前の着替えで行なっている「服を畳む」という活動の様子です。
生活の自立を目的としており、乳児クラスから少しずつ取り組んでいます。
「半分に畳む」という経験から半分という概念を知っていくきっかけにもなります。
名称:ひも通し
目的:指先の発達、穴に紐を通す(目と手の協応動作)、集中力の向上
小さな穴を見てひもを通していくお仕事で目と手の協応動作や集中力を鍛えることを目的としています。
ふたば組(1歳児クラス)では、子どもたちがやりやすいようにシリコン素材の物に穴をあけており、紐も伸びる素材の物を用意しています。
こちらも市販の物を組み合わせて簡単に作れるので、ご家庭でもおすすめの活動です!
つぼみ組(2歳児クラス)
名称:色板
目的:色を識別するための視覚を養う。
同じ色の板が二色ずつ用意されており、それを合わせていく(ペアリング)教具で、色の名称を覚えることや色の違いを知ることを目的としています。
幼児になると系統の近い色をグラデーションで並び変える(グレーディング)という活動も増えていきます。
名称:シール貼り
目的:指先の運動調整、目と手の協応動作、集中力
イラストの指定された位置にシールを貼っていく活動です。
台紙からシールをはがす、イラストの丸の位置を見る、シールを貼るという順序で行なっていきます。
保育園ではモンテッソーリ教材を使用していますが、インターネットではシール貼りの台紙を公開しているサイトもあり、シールは市販の物でもできるので、ご家庭でも取り組んでみてください!
今回は乳児クラスの様子をまとめました。幼児クラスの様子ではより本格的な教具を使った活動も公開されているので是非、ご覧ください!
モンテッソーリ活動の様子は今後も定期的に発信していきたいと考えています。おたのしみにしていてください。