おわかれ前のおもいでつくろう!【5歳児 たいよう組】アイン弘明寺保育園
2022.02.28
アイン弘明寺保育園
いよいよ2月も終わり…年長児は保育園で過ごす時間もあとわずか。4月には、それぞれ小学校へ就学します。このクラスの仲間とおわかれする前に、たのしい思い出をつくろう!ということで、おわかれ遠足に出掛けます。
前回秋の遠足でも行った久良岐公園、冬を越えた今はどんな風になっているかな?「ススキ野原の斜面がひろい草原になってた!」と保育者からの情報と誘いを受けて、事前には草そりをみんなで作りました!ワクワクが高まります…!
そして今日2月28日、いよいよおわかれ遠足当日!晴天に恵まれ、子どもたちの足取りも軽やかです。思い返せば今年度たいよう組の遠足やイベントは、いつも晴天でしたね◎
交通ルールを守って歩き、急な坂もぐんぐん歩いていきます。
30分程で公園に到着!みんなしっかり歩けるようになったね。
今日は久良岐公園1周ツアー! さらに長い長い階段を登り、最初は高台の雑木林へ…
すでに「おなかすいた~」との声も(笑)
でも、てっぺんまで登ると…「富士山みえた!!!」
頑張ってここまで歩きました! 富士山をバックに、まずは記念に1枚♪ さあ、遊ぶぞ~!
いつもの友だちといつもみたいに鬼きめして、よーいスタート!
隠れるところもいっぱいあるし、
こちらでは「ねことねずみ」のゲームも。
ねずみチームの陣地へにげろ~~~!
たくさん走って疲れたら、休憩休憩♪
みんなお茶も飲んで一息ついたら、次は前回秋にも行った棚田エリアへ散策に行きます。
道中いろいろな花が咲いていて、春の訪れを感じます。
前にきた時にはカマキリがいたりアメンボがいたりしたけれど…今はいないかな。
よく見ると水の底にうねうねした跡があって、その先には巻貝のすがた。「カワニナだよ」と知っている子が発見して教えてくれました!
「竹がスベスベ~!」いろいろな発見があるね。
さいごは小川をまたいでジャンプ! 少しドキドキするけど、みんなでチャレンジしていました。
秋を思い出しながら春の自然探索を楽しんだところで、今度はみんなお待ちかねのススキ野原の斜面へ! 秋はススキが一面に生えていたけれど、今は刈られて広い草原の斜面になっています。坂にまかせて走ったり、ここでみんなが作った草そりも登場したりと、今回子どもたちが楽しみにしていたスポットです。
坂は加速がついて走るだけでも楽しいし、ブレーキのかけ方・体の使い方も自分たちでトライ&エラーで少しずつ慣れていきます。草そりは最初は想像してたより「滑らないなあ」との感想でしたが、友だち同士で引っ張ってみたり体重移動を工夫してみたり…どうやったら滑るか考えながら遊ぶのも楽しい♪ そりは全員分はなくても、互いに言葉を交わしながら順番で使ったり相乗りしたりして楽しんでいました。
さあ、たくさん体を動かしてお腹もペコペコです。原っぱに移動してみんなで輪になり、お家の方に作ってもらったお弁当を準備して、「いただきます!!!」
「○○の形なんだよ」「タコさんウインナー入ってる♡」「わたしも~」「デザートはイチゴだよ」「わたしも~!」等々お話も楽しみながら食べたり、早く食べ終えて「みんなのお弁当見にいこ〜♪」と友だちのお弁当にも興味津々で偵察したりしている子もいました。
食べ終えて少し休んだらもう走り回って遊び始める子どもたち、元気ですね(笑)
シートを片付けようとしたら、風でうまくいかないや〜…
でも「凧みたい!」とまさかのシートで風を受けての凧あそび!? 子どもたちの柔軟な発想には、見ている大人も楽しくなります。
最後はみんな集まって、原っぱの裏山の探検へ!
「トトロのガチャだよ」何それ?(笑) 木の穴にドングリを入れると、中で貫通していて下の穴から出てくるんですって。トトロのガチャ、なるほど…。
道なき道をかき分け上り下りして、隠し通路や未踏の地を探し求めて、一人ひとりが冒険者となり全身を使って自然の中でのあそびを満喫しました!
楽しい遠足ももうすぐおしまい、そろそろ帰る時間です。
たくさんたくさん遊んで疲れも見られつつも、毎度おなじみ「帰るまでが」「えんそくです!」の合言葉のもと園まで弱音を吐かずに歩き切る姿には、子どもたちがもうすぐ小学生になることにも安心感を覚えました。
ご家庭でも準備にご協力いただき、どうもありがとうございました。
みんなで過ごしてきた毎日の積み重ねで、この大好きな仲間同士の信頼感・安心感・関係性があってこその思い出づくりとなったと思います。もうすぐそれぞれ道は分かれることになっても、今日のおわかれ遠足もたいよう組のみんなの大切な思い出のひとつになりますように。