~ おせちを知ろう!作ろう! ~ 幼児クラス
2022.01.17
アイン弘明寺保育園
こんにちは。
お正月の料理といったら…おせち!
ということで
先日「どうしておせちをたべるの?」「おせちにはなにが入ってるの?」など、みんなの疑問に答えるべく、「おせちを知ろう!」がありました。
ではその様子をご覧ください。
おせちの絵カードを見ると
「あっ食べたことある!」「お正月でみた」など子どもたちは大興奮♪
そこへおせちのことを教えてくれる、おせち博士が登場…♪
おせちや重箱の由来を聞いた子どもたち。
「れんこんは見通しが立てられるように」
覗く姿がかわいいですね。
おせちを知ろう集会の最後には調理の先生が遊びに来てくれて、集会で由来を知ったおせちを実際に作ってみよう!と話になりました!
そして週を跨いで1月11日に「おせちを作ろう会」を行いました。
今回はさくら組とたいよう組が協力して「だて巻き」、「筑前煮・昆布巻」、「なます」、「田作り、たたきごぼう」の4つのグループに分かれてクッキングを行いました。
まずは、だて巻きです。フードプロセッサーと卵焼き器を使って作っていきます!
まずは豆腐を小さく千切っていきます。
「これ木綿豆腐でしょ~知ってるよ~。」
「小さくするんだよ!」
小さく千切った木綿豆腐を順番にフードプロセッサーに掛けていきます。
豆腐が崩れたら豆腐を割って箸で混ぜていきます。
器を使って卵にひびを入れて、割っていきます。
勢い良くやったことで、黄身の形が崩れてしまうこともありましたが子どもたちは楽しそうに卵を割っていました!
よく混ぜた卵と砂糖を入れて再びフードプロセッサーに掛けていきます。
子どもたちは豆腐と卵が少しずつ混ざっていき、少しずつ色が変わっていく様子に気付いて「みてー!混ざってきたよ!」と嬉しそうに話す姿が見られました。
作った卵液を卵焼き器に入れて焼いていきます。
「ふつふつしてきた!」、「外側、固まってきたよ~」
じっくりと焼ける様子を見る子どもたちでした。
焼けた卵を巻きすを使って巻いていきます。
「恵方巻で巻いたことあるよ~」、「見たことあるだて巻きになってきたー!」
みんなで巻いただて巻きは調理さんにお願いして切ってもらい、だて巻きは無事完成しました!
次は筑前煮・昆布巻です。筑前煮は包丁で根菜を切って鶏肉と一緒に炒めていきます。昆布巻きは水で戻した昆布を干瓢で巻いていきます。
みんなで気合を入れてクッキング開始!
保育士や調理の先生と一緒に包丁で根菜(人参、ごぼう)を乱切りにしていきます。包丁の順番を待っている間にこんにゃくをちぎっていきます。
「人参よりごぼうの方が固いなぁ」、「このくらいの大きさでいい?」、「乱切りってこうだっけ~?」
子どもたちは同じ根菜でも素材によって固さが違うことを実感していました。
調理さんの先生が用意してくれた鶏肉と切った根菜、ちぎったこんにゃくをお鍋に入れてじっくり炒めていきます。
「(鶏肉を見て)色が変わってきた~」、「いい匂いしてきたよ!」
ある程度、炒め終わったら調理の先生にお願いして、給食室でしっかりと煮てもらいました。
筑前煮の後は昆布巻を作っていきます。
みんなで買ってきた昆布を水につけて戻していきます。
「くるくるくる」、「干瓢で結ぶのって難しいなぁ。紐なら出来るんだけど…」、「綺麗にできたよ~」
柔らかくなった昆布を端から巻いていき、干瓢で結んでいきます。
結び終わった昆布巻は調理の先生にお願いして、煮てもらいました。
次はなますを作っていきます。ピーラーを作って人参と大根を剥いていきます。
「みてー!真っ直ぐできたよー!」、「手を切らないように気を付けなきゃ…」、「なかなか大変だな。頑張らなきゃ!」
剥いたものを茹ででいきます。
「柔らかくなってきたね~」、「色も変わったよ!」
茹で上がった物と調味料(酢と砂糖)を和えていきます。
人参と大根と調味料をジップロックに入れてよくもみ込んだら完成!
最後に田作りとたたきごぼうです!調理料を混ぜて炒めていきます。
「ゆっくりゆっくり…」
スプーンと箸で擦切りをして、調味料を混ぜていきます。
調味料と煮干しをフライパンを入れて炒めていきます。
「混ざったかな~?」「こぼれそう…」
子どもたちは煮干しがフライパンからこぼれないように丁寧に炒めていました。
色がついたらバットに移して完成!
田作りが終わった後はたたきごぼうを作っていきます。
調理の先生が用意してくれたごぼうをジップロックに入れて棒で叩いていきます。
「割れたー!」、「意外と固いなぁ」
ある程度、ごぼうの形が崩れたらごまと和えていきます。
ごぼうとごまが混ざったら完成!
全てのおせちが完成!早速、給食の準備します。
「美味しい~!」、「○○が一番好きかな~」、「これ作ったのだれ!?」、「こんな味がするんだぁ…」
初めておせちを食べる子もいたようで、子どもたちは新鮮な反応をみせてくれました。
自分たちで作ったこともあって、少し苦手な味付けのおせち料理にも自ら触れる姿が見られました。
作ったおせちは調理の先生にお願いしてお重に詰めてもらいました。
今回はおせちを知る日と作る日をわけておせちに触れる機会を作りました。
実際に由来を知った上でクッキングをしたことで、子どもたちもいつも以上に興味をもって取り組む姿がみられました。
今後も様々な行事や文化に触れる機会を作っていきたいと思います!